ニンゲンの一生を24時間に置き換えると
自分の年齢を3で割った数が「今何時?」にあたる。
私は午前の活動にエンジンがかかってきたころ。
地球46億年の歴史を1年に置き換えると・・・
12月11日 大陸の形成、大きな陸地が生まれ
12月14日 最古の哺乳類が登場し
12月15日 大陸が分裂を始め
12月25日 恐竜が全盛期を謳歌する時代が訪れたと思ったら
12月26日 巨大隕石の衝突によって恐竜は絶滅
12月29日 もう年も暮れ頃、人類の祖先がようやく現れ
12月31日
19時 人は道具を使うようになり
20時半 火を使うようになり
23時58分 農耕牧畜が始まり
23時59分 キリスト降臨
23時59分58秒 産業革命
23時59分59秒 第一次世界大戦
年末の怒涛ラッシュときたら、もう。
秒単位、コンマ何秒の世界だぜ。
【サピエンス全史】1200万部突破の世界的ベストセラーを世界一わかりやすく解説〜上巻〜
そういえば、「農業の歴史は意外と浅く、ニンゲンは長いこと狩猟採集で生きてきた」ってハナシが↓の本にも出てきたな。これは食についてじゃなくて、教育(人間が自然に学習するプロセス)について書いてる本だけど。
「日本人は農耕民族」・・・ってのも「洗脳」だって主張があるよ。
長いスパンで見れば、日本人は狩猟採集に近いスタイルで生活している期間のほうが圧倒的に長かったから。農業は数ある職種の中の一つに過ぎなかった。政治的理由で土地に人を固定する必要があって、表向きは農耕民族ってスタイルに落ち着いた。
このハナシもおもしろいな~!って思うんだけど、誰のハナシだったか忘れちゃった。
言語の歴史についても、話し言葉(もしかしたら歌)が大部分で、書き言葉は上澄みレベルの歴史しかない。もともと身体表現の一部だった言葉が、視覚記号的要素ばっかり膨らんできた(そしてそれに振り回される)ようになった・・・ってハナシが書いてあったのはどの本だったかなぁ。
コトバに振り回されてる現代人、についてこの本は面白かった!
この本も、人生を捉える視点が変わるくらい衝撃を受けた一冊。
これはまたじっくり精読してブログにもまとめたい。
教材の吹込み音声でもなく、セリフでもなく、感情のこもってるコトバは、なんというかインパクトが強い。音楽も。インパクトが強いから、人を惹きつけたり動かしたり、反響がある。
感情を意識的に込めたコトバじゃなくて、身体の一部になっているコトバがいちばん強い。それができるのはやっぱり母語なんだと思う。
外国語学習でもさ、「生の表現」とか「生きたコトバ」って言うじゃない。英語ネイティブはこう言います、みたいな。それって、英語ネイティブが英語で言うから「生の表現」なわけで、それを日本人の私が一生懸命なぞったところで「生のコトバ」にゃならんよね、って思うんだけど。どうなの?
そのほんまもんの「コトバ力」が外国語習得にもふか~~く影響している、ってのはもうあちこちで言われてること。でもそれって、どうやって磨けばいいの?子どもの教育もそうだけど、大人は?
ムズカシイことを頭の中でいっぱいいっぱいいーーーぱい考えること、ってわけでもなさそうよ。知識や情報を蓄えるのも違う。本をたくさん読めば「コトバ」のインプットは増えるのは、まあそうなんだけど、なんてったって人を動かすような、力強いコトバは『感情、身体と一致した言動』にある。Body×Mind×Spiritの世界ですな。
ってことは、感情も身体も「熟」させないことにはコトバのチカラは底上げできない、はず。身体の鍛え方は言わずもがな、かな。あ~・・・とりあえず、歩こう。(ランニングデビューするほどの気力は、今の私には無い!!!!笑)
感情のエネルギーはすごい。抑えつけずに、振り回されずに、そのエネルギーをコトバで運搬するには「スキル」が必要。感情に向き合うだけでも一苦労なのに。
そうそう、もうすぐ4歳になる息子も「感情vs理性」の闘い真っただ中。癇癪や不機嫌をどうケアするのか?ルールや強いものにしたがって感情を押し殺したり我慢するのは本当にイイことなのか?
このタイミングだからこそ、私が学ばなくちゃいかんのだろうな。。。子どもにはほんと、イタイところを突かれる。想像を絶するストレスだぜ。(その分向き合ったときの成長力は半端ない、ことを期待)
子どもを相手にすると、コンフォートゾーンでぬくぬくなんてしてられない。
「まじで器ちっせぇ」私には、ほんとキツい。
そんな「器のちっせぇ」私を支えてくれる主人に感謝(-人-)