心理学に興味がある人にオススメの英語ブログ、PsyBlog - Understand your mind with the science of psychology -で言語学関連のネタがアップされてたのでシェア!
The Linguistic Trick That Helps You Cope With Strong Emotions - PsyBlog
ムッとしたとき、イヤ〜な気持ちになったとき、自分のことに関わらず主語をIではなくYOUと言うことがある。こうすることでその出来事を一般化して(こんなことよくあることさ!)、一歩引いた視点で自分を眺める、冷静になれるから。
そういえば怒りのコントロール方法に、自分の気持ちを実況中継するってのがある。これも同じトリックを利用してるんだね!
ちょっと思ったのは、日本語話者はどうなんだろう?ってこと。
日本語だと主語は省略されてることが多いから、元々私のことなのかあなたのことなのかハッキリ言ってない。
ある意味「常に一般化された物言い」だから、物事を引いた目で捉えやすいんじょないだろーか。
同じ出来事を指しても英語で表現するのと日本語で表現するのとでは、(無意識に)違うポイントを注目している。それは語順だったり主語の有無だったり、表現方法そのものに現れてくる。いや、逆に語順だったり主語の有無だったり表現方法そのものがその人のものの見方に影響を与えているのかな。
こんな風に考えると、「文法」は英語学習者を悩ませる忌むべき規則…ではなくて、人間らしさの詰まったイキイキとした面白いネタ集のようにも思えてくる。
「語順」について書いた英語ブログ
TODAY IS A GIFT: The Word Order
私たちは意志を持って言葉を操っているつもりで、その実言葉に縛られているんじゃないか?なんて。
↑言葉と自由について
↑言葉を覚える前の状態について
ふと思い出した本。また読みたい…
人間の感覚がカタチをつくり、カタチもまた人間の感覚に影響を与える。コトバもカタチのひとつだと思ったら、また面白い読み方ができそう。
はてなブログのアプリ、なかなか使いこなせないよー(´;ω;`)