ことばのおもしろさ研究所

語学好きな母ちゃんが、子どもの言葉の成長と外国語学習の奥深さ、心に響いた本なんかを記録しているブログ。

自分の英語学習!

縁あって知り合ったママさんが、なんと2歳児をかかえたワーママでありながら毎日最低3時間は勉強時間を確保して英語力を磨いていると聞き・・・「そういえば自分はゴガクすっきやねんとか言いながらなんもしてないデハナイカ!!」と深く恥じ入り、同時にいい刺激を受けたのであります。

 

で、できそうなことからとりあえずやってみることにしました。やれるかどうか考えるよりは、とりあえずやってみるほうが、いいスタートを切れる!!計画をみっちり立てて時間を浪費する癖のある私にそう言い聞かせて、自分のための英語学習を再開しました。

 

英語学習、といっても勉強(英語を覚えるための英語)はしたくない!というワガママな気分なので、好きなことから始めて、ノッてきたらTOEICとか資格試験も視野に入れてみようかな、と。。。

  

ちょうど主人が息子を連れて外遊びに出かけてくれた時間に、Quick and Dirty Tips ™にアクセスして面白そうな記事を読んでみました。

quickanddirtytips.com

 

完璧主義を克服する方法!ちょうど今の自分にピッタリな内容でした。最初からパーフェクトなアウトプット(結果)を目指すんじゃなくて、期限を定めた過程における最大限のアウトプットを目指すべし!1ラウンド、2ラウンド、と次のステップに進むように、更に良いアウトプットができる過程を目指す。ふむふむ

 

 

そして同じくQuick and Dirty Tips ™の子育てハック記事↓

quickanddirtytips.com

 

やっぱり、オモシロイと思えるものや自分にとって身近なネタが最適な学習素材だな、と思います。目標探しや勉強方法探し、教材探しで時間を使ってしまうよりは、①とりあえず好きなテーマでひとつブログ記事を見つける。 

 

Quick and Dirty Tips ™のいいところは、
  • テーマがたくさんある 
  • 文章が短く簡潔にまとまっているから読みやすい
  • 本文の音源がある(Podcast配信もしている)

こと!私は夕飯の準備中に②音声で内容を流して聞いて(ほとんど左耳から右耳に流れてちゃんと聞いてないんだけど!)手がすいたときに③本文をEvernoteに保存して音読。 

 

興味あるテーマだからあまりお目にかかったことのない単語でも推測して読めるんだけど、推測どうしてもピンとこない単語はEvernoteのハイライトでマーカーしておいて、読み終わった後にまとめてチェック。

 

使ってる辞書は

Dictionary by Merriam-Webster: America's most-trusted online dictionary

の英英辞書、無料アプリ。⑤英英辞典で意味を確認して、これは覚えにくい!でも覚えておきたい!と思えるものがあれば⑥単語カードアプリAnkiにカードを追加

 

④と⑤のプロセスはゴールドリストメソッドと同じく、残すべく単語を「選考」するのがポイントです。

 

kotokotoba.hateblo.jp

 これで意外にすんなり覚えれちゃう。

 

 

Ankiに単語を入れるときは、表面に英単語+例文、裏面に英英辞典の説明で入れてます。

 

kotokotoba.hateblo.jp

 

細切れ時間をいかに楽しく、体力を削らず、有効に活用できるか!

もう、それに尽きるんじゃないかと。

 

kotokotoba.hateblo.jp

 

 

kotokotoba.hateblo.jp

 

【育児と英語】フルカラー写真の絵本セットも追加&おやすみ絵本の英語タイムを導入

子育てに楽しく「英語」という言葉を放り込むなら、英語の絵本が力強いツールなんだと、最近とくに思います。2歳2か月のイチ君も、まだ「日本語vs英語」という認識がないので、日本語の絵本も英語の絵本もそれぞれにお気に入りを見つけて楽しんでくれています。

  

kotokotoba.hateblo.jp

 

過去記事で紹介したことのある、SWR(Sight Word Readers)も、自分で好きなのを取り出してもにょもにょと読む真似をしたり(私の耳にはちゃんと本文を読んでいるのが聞こえる!!笑)絵本に登場する語を、遊んでいるときにふと口に出したり、言葉の成長と共に目に見えて絵本の影響力を感じるようになりました。

 

Sight Word Readers: Learning the First 50 Sight Words is a Snap!

Sight Word Readers: Learning the First 50 Sight Words is a Snap!

 

 

読み聞かせの最中もシャドーイングのようにかぶせて(たまに先走って)読んでくるようになり、英語の歌も自分で歌うことも増え、これは・・・!!!と欲が出て英語絵本の定番CTPやORT(バイリンガルレベルを目指す親子に人気のシリーズ)を本気で検討していた今日この頃です。

 

・・・なんですが、「私は、息子に、英語をどうしたいんだ?」とふと考えまして。ボリュームのあるセット絵本の導入は今後また欲しくなることもあると思うけど、とりあえず今じゃなくてもいいか、と。

 

でも新しい絵本が欲しい欲は収まらず、Amazonで買っちゃいました。

Nonfiction Sight Word Readers Level A, Ages 3-7: Teaches 25 Key Sight Words to Help Your Child Soar as a Reader!

Nonfiction Sight Word Readers Level A, Ages 3-7: Teaches 25 Key Sight Words to Help Your Child Soar as a Reader!

 

 SWRの写真絵本バージョン、ってとこでしょうか。

上のSWRとコンセプトは同じで、Sight Word(目で見て読みを覚える頻出語)を学ぶシンプルな絵本セットです。赤い箱がレベルAのセットで、いちばん簡単なセットになってます。なのでもともと持ってる黄色い箱のSWRと語句はかぶるところが多いのですが、私は語彙を増やしたり段階的にレベルを上げていくための読書が目的じゃないので、むしろ◎なのです。

 

英語の歌を歌ったり、ちょっと話しかけたりもしますが、日本の日本語環境で暮らしているので当然「英語に出会う」頻度はすごく低いです。絵本で出会った言葉もそれきり・・・ではなく、遊びの中で使ってみたり、別の絵本のなかで別の表現として出会ったり、色んな場面・状況で触れることで言葉の立体感が出てくると思うんですよね。

 

子どもは「部分→全体」でことばを学ぶというより「全体→部分」で言葉の意味と使い方をストックしていくことが得意。それを活かして「教えない英語教育」ができる期間をめいっぱい楽しみたいな~。

 

kotokotoba.hateblo.jp

 

 ちなみにNonfiction Sight Word Readersはこんな感じです。

 

全25冊のペーパーバック。ページ数も少なく、1ページに写真とそれに対応する短い文がついてます。ターゲット語を学ぶための構成なので同じ表現が繰り返し登場します。

 

 

短くて目を引く写真だから、英語サークルでも使えそう!というかレッスンで使いたくて購入を決めたってのもある・・・!

 

 

それから英語教育系で最近読んだ本のご紹介。

1日5分からの英語で子育て

1日5分からの英語で子育て

 

 絵本の読み聞かせを通して、英語の語りかけにステップアップしていく方法がまとめてあります。英語絵本の選び方、本を見ながらの声掛け例、生活の中で使える簡単な英語フレーズなど、初めて英語を育児に取り入れようとしているパパママにとっつきやすい内容。

 

この本は「英語オンリーの時間」を5分からでいいから作ろう、というコンセプトでそのツールとして英語絵本の読み聞かせ時間を利用しようと紹介してます。

 

私はイマージョンにこだわってないので、英語絵本の読み聞かせ中も日本語でおしゃべりしたり日本語と英語どっちもつかって話したりしちゃってるんですが、ふと試してみたくなったのでこの「英語オンリーの絵本タイム」やってみることにしました。

 

ルールは

  • 寝る前の一冊を読んでいる間だけ、英語オンリーで話すこと
  • 読んだら「読んだよシール」を貼ること
  • 毎日続けること

 

こっちのルールを押し付けるのはドウカシラ~と思ってたんですが、息子は案外すんなり「英語絵本→シール→就寝」という流れを習慣として受け入れてくれました。シールぺったんがうれしいのか、たまに眺めては「いっぱい よんだ!」とシールが毎日たまっていく様子を楽しんでます。

 

昨晩で11日目。100均のシールと、手書きのよんだよカード。

 

読んでるのはいつも同じ本。

Goodnight Moon

Goodnight Moon

 

 

すぐ読み終わるんだけど、途中のイチ君のリアクションに英語だけで返していこうと思うと、なかなか言葉が出てこないことがあります。

 自分の発言をオウム返ししてもらわないと壊れたラジオごとくしつこくしつこくしつこく言い続けるイチ君ですが、英語タイムは何か違うと気付いたのかあきらめて(?)英語に言い換えて返してくれるようになりました。

 

 

英語でも託児でも病院でも食べ物でも、「これはイチ君にはちょっと難しいんじゃない」と思ってもいざ体験してみると本人はなんなく乗り越えてくれたり、自分が想像していたのと違う反応を示したり、決してイチ君を過小評価しているつもりはないんですが、子どもって親が思っているよりずっと柔軟で、「まだ早いかな」と思ってることだってチャレンジできちゃうもんなんですね。

 

制限することなく、押し付けることなく、無理させることなく

自分たちのちょうどいい塩梅を探りながら、子育てをしていけたらいいな。

 

 

 

(vol.3) 親子英語サークル活動レポ

第三回もなじみの公民館で開催!おうちでもレッスンで使った歌を歌ってくれたり、英語のYoutube動画でお気に入りを見つけたり、積極的なママズのおかげでチビさんたち早くも口から英語が・・・!

「教えない」「目に見える結果を目標にしない」スタンスで、週数回の集まりで、どのくらい彼らの英語力が伸ばせるか・・・乞うご期待!

 

英語おあそび会 vol.3

参加人数:親子3組+息子イチ君

年齢:1歳後半~2歳くらい

@公民館

 

(1)出席カードにシールぺったん
  • 最初にカードを渡すとき、名前を呼ぶだけじゃなく「I'm here!」を導入。誰か気付いたかな?(笑) 次のステップでHere you areと渡す前に間をおいて、このフレーズも意識させよう!
  •  前回までの反省を活かし、シールは一枚ずつ切ってカンカンに(今回は「色」がテーマだったから、色別に)分けていれておいた
  •  イチ君が何枚もひとりで貼っていた。シール自分ではがして上手に貼れるようになったのね~!って、キミキミ(^^;)
(2)ハローソング
  • 前回同様Super Simple SongsのHello, Hello!で。2回目だからみんな割とスムーズについてきてくれた。
(3)輪になってWarm Up
  • 前回みんな大喜びだったWe All Fall Down、今回もみんなニコニコきゃっきゃと楽しんでくれた!イチ君も大好きな歌だから大喜び。
  • What's your nameを先にするつもりだったけど、忘れてた。結果的にこっちを先にしてよかった。
 (4)お名前は?何歳?
  • みんな大好き、アンパンマン登場(顔だけのポーチ)Good morning!
  • 「さかさまだよ~!」は幼児さんには結構ウケる(みんな喜んで「Up side down!」を覚えて使ってくれる)んだけど、小さな彼らはさかさまでもあまり気にしないようでした。ふーん、みたいな反応(笑)
  • まずはアンパンマンに名前を聞いて、それから順番にWhat's your name?ソング
  • おうちでも歌っててくれてたAちゃん、とっても上手に言えてたね!感激
  • 今回はHow old are you?ソングも追加。ママたちは日本語訳することなく、上手にお手本提示してくれました!!いい感じいい感じ
(5)絵本From Head to Toe

 

From Head to Toe

From Head to Toe

 

 

  • 遊び出してこっちを見ていなかったから、表紙のゴリラを背中の後ろに隠していないないバァ!
  • 最初に気を引けたのはいいけど、自由に触らせてもらえないと分かるとすぐどこかに行ってしまうチビズ
  • 前回読み聞かせした同じ絵本。今度は歌いながら
  • チビズ3人は方々に遊びだしたけど、ママズが一緒に楽しく参加してくれたから後半興味を示して絵本のそばに集まってきた。そして絵本の取り合いが始まる(笑)
  • 遊んでる子も時々こっちの様子を見てたり、さりげなく真似したり、実は参加してくれていた
  • 高いお月謝の習い事だと先生も「やってる感」を出さないといけないし、ママズも「せっかく来てるのに」とイライラしたりするかもしれないけど、無料でお気軽お遊び会としてやってる点、みんなおおらかで助かる。
  • じっと集中してみていなくても実はしっかり聞いているし、ママの様子を見てる
(6)Head, Shoulders, Knees and Toes
  • 絵本に関連してボディパーツの歌。
  • バラバラに遊び出したままで次に進むんじゃなくて、ここで一旦輪になってみんなで動く系の歌にすればよかったかな!次は全体で動く歌を間に挟もう
(7)色分けシール貼り遊び
  • 風船の絵が描いてある色カード What’s this? It’s a balloon!
  • フーッと吹いてごらん、でピュー!一人づつ遊ぶ
  • イチ君がカードを持ちたがって愚図るもんだから、床に並べる予定だったけどみんなに一枚づつ渡す
  • What color is this?をもちっとゆっくり繰り返せばよかった。イチ君をかわしながら早口で言って終わってしまったのが反省
  • カンカンのシール再登場。100均の大きめドッツシール、五色あって使いやすい。
  • シールを同じ色の風船に貼ろう!みんな黙々と楽しんでくれた。知育遊びにもなるね!(指先の運動と、色分け)
  • シールがバラバラになる前に少しずつ片付けてもらって、平和に終了!
(8)絵本の読み聞かせ

 

Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? (Brown Bear and Friends)

Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? (Brown Bear and Friends)

 

 

  • またもやチビズは、解散!てな感じで窓のブラインドで遊び出す
  • 最後の方はチビズみんな舞い戻ってきたけどイチ君が「これは僕のお気に入りの本!!」てな感じで奪取すべく襲いかかってきた。そして絵本の取り合いケンカも勃発。
(9)バイバイソング

 

ここまでで30分くらい。歌は減らしたけど、シール遊びがあったからそんなに短くはならなかったな。

絵本をもっと上手に(注意を長く惹きつけられるように)読めるようになりたい…

 

vol.3のレッスンカード

毎回レッスン後にその日やった歌やテーマに関するフレーズ、応用しておうちで出来そうな遊びをちょこっと書いたカードを配ってます。

今回は、レッスン中によくよく使う日本語「ほら、こっちおいで!」「見て見て〜、あれなにかな?」等を英語に言い換えられるように簡単シンプルなフレーズをいくつかと、色遊びの例を。

レッスン後のお楽しみスナックタイムにカードを見ながら内容を補足したり発音の練習したり。

 

おうちでの取り組みアイデア

いつも参加してくれる4組のチビズ、性格も4人4通りで英語レッスンのリアクションも性格が出て面白いんです。

きっとこういうのが合うんじゃないかな〜、喜んでくれそうだな〜ってのを勝手に予測してアイデアメモをお渡ししました。

 

例えばAちゃんとBくんは歌が好き。でもよくよく観察してみると、Aちゃんはママと一緒に歌うのが好き。B君は体を揺らしたり動かしたりリズムに乗るのが好き。だからAちゃんは歌いやすいゆったりめの定番ソングを、Bくんはレッスンで使うような動作指示のある歌を、こんな曲はどうでしょう!とおススメさせてもらいました。

 

あと、好きなものを活かした英語取り込みアイデア。Bくんは猫さん大好きだから、お散歩で猫を見かけた時の声かけなんてどうでしょう、と。

最初は見て!とか猫さんだ!とか一語で、次のステップは色や数も追加して、それから慣れてきたら場所(壁の上、や車の下)を表す言葉を追加したり、何々してるね、と猫さんの実況中継をしたり。

 

まだ発語はないけどじーっと人の話を聞いてお耳フル稼働のC君は、単語を示す学習系のものではなく、英語特有のリズムや韻を踏んだ文章が多く出てくる絵本の読み聞かせやマザーグースの歌、ある程度まとまりがあるお話がいいんじゃないかな〜、とか。

 

英語絵本の読み聞かせについて

絵本に関しては、ペラペラめくりたがる、最後まで集中して読まない、と話に出たので、例えばこうしてみたらどうかな?と提案させてもらいました。

イチ君の場合こうだった、とかこんなやり方もあるらしい、って程度の提案なので、実際にどうだったかフィードバックをもらってデータ収集したいです!

私も試行錯誤中…(^人^)

 

 

英語絵本の読み聞かせで、イチ君と新しい方法を試してるんだけど、それについては別の記事でまた書こうと思います。

 

 

感想

2歳前後のチビズ、外国語学習にほんと向いてるなぁとつくづく思います。

「わからない」ことに抵抗がない、素直に真似を楽しむ、自分でやってみたい!伝えたい!って気持ちがちょうど出てくる時期。

 

レッスン中ウロウロと遊んでる子も(意識的にか無意識なのか分からないけど)耳にはちゃんと届いていたようで、スナックタイムにレッスンで使った歌を口ずさんでました。

 

イチ君も分かりやすいアウトプットが見られるようになったから、ついつい、ついつい嬉しくなっちゃってそれを期待したインプットに力を入れたくなるんだけど…

目指している方向を都度思い返しながら、軌道修正しながら、自分もイチ君も楽しく英語に触れていきたいなと思います。