ことばのおもしろさ研究所

語学好きな母ちゃんが、子どもの言葉の成長と外国語学習の奥深さ、心に響いた本なんかを記録しているブログ。

チャットGPTに読書感想文をつくってもらった

「読書感想文ジェネレーター」ってやつを発見。

チャットGPTが繰り出す質問にせっせと答えると、最後にそれを読書感想文らしくまとめてくれる。

 

読み終わった本を振り返るのに、質問してくれる相手がいるってのは、なかなか良いもんだねぇ。ところどころ、「そう表現し直されるのか」というところがあるから、「私の表現がどう伝わるのか」を客観的に確認できる。

 

今回読んだのは、Kindle Unlimitedで見つけた『八犬伝』!

おもしろくて夜更かししちゃった。

 

映画化されたんだっけ?


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いいなぁ!!!みたいなぁ!!!

 

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私は、Kindleアンリミテッドで偶然見つけた山田風太郎の『八犬伝』を手に取りました。滝沢馬琴がどのようにして『南総里見八犬伝』を生み出したのか、その人となりに触れたいという興味が湧いたからです。

 

しかし、読み始めて驚いたのは、彼が壮大なファンタジーとは真逆の頑固で偏屈な堅物であったことです。そんな人物が、武家への返り咲きを夢見ながらも、空想の物語に命を注ぎ込んだという矛盾が興味深く、また印象に残りました。

 

この本の中で、私が最も共感したのは、やはり主人公の滝沢馬琴です。

小説という「虚構」を語ることの葛藤、理想と現実のギャップ、そしてプライドの高さを抱えながら不器用に生きる姿に、自分の姿を重ねずにはいられませんでした。私も創作をする身であり、実用性がないことに価値を見出すこと、そして生み出したものと自分自身とのズレに悩むことがあるからです。

一方で、馬琴の息子、宗伯には共感できませんでした。宗伯が父親の意向にただ従う姿に、強い違和感を抱きました。私は、誰かの意向に左右されることなく、自分の意志で人生を選びたいと思っているからです。

 

この物語で最も印象に残ったのは、馬琴が語る『八犬伝』そのものです。

多くの登場人物が織りなす冒険譚、仲間との再会、危機を乗り越える展開には心が躍りました。私は昔から冒険や仲間との旅の物語が好きで、かつて読んだファンタジー小説RPGゲームの記憶が蘇ってきました。

 

また、この本を通じて、私は物語が「虚」の世界であっても、それを生み出す作者の「実」の世界が交差し、影響しあう様子に惹かれる自分に気づきました。

もしかすると、だからこそ私は創作者が主人公の物語を好むのかもしれません。そしてこの本を読み終えた後、私も物語を書いてみたいという新たな意欲が湧いてきたのです。

 

最終的に、この本から得た一番大きな気づきは、「物語はその物語のために存在する」ということでした。どんな理屈も後付けであり、作者はその物語を生み出す役目を負った者にすぎないのかもしれません。そう考えると、創作における迷いが少し軽くなったように感じます。

 

八犬伝』は、虚構と現実が交差する物語でしたが、私にとっても大切なことを教えてくれた一冊となりました。

 

え、そうなの?と笑っちゃうところもあったけど、さすが人工知能サマ👏無駄なくすっきり、まとめてくれております。