ことばのおもしろさ研究所

語学好きな母ちゃんが、子どもの言葉の成長と外国語学習の奥深さ、心に響いた本なんかを記録しているブログ。

なんでも帳のススメ

私の生活の一部になっている、ノート。なんでも帳。

 

使いやすい文房具はやる気に影響あり

 もうすぐ使い切っちゃうから、新しいノート買わないと!

今回使ってたのはコレ。普通の閉じてあるノートは手でぎゅっと押さえないといけないし、リングノートはぱっくり開けるけどリングが書くとき手にあたって邪魔だし・・・って方にオススメ!

リングがシリコンぽい柔らかい素材だから邪魔じゃない。

 

A5はバッグにいれてもそこまで邪魔じゃないサイズ。一目で収まるサイズにメモができるちょうどいいスペース感。

 

パイロット フリクションボールスリム 0.38mm ブラック LFBS-18UF-B

パイロット フリクションボールスリム 0.38mm ブラック LFBS-18UF-B

 

いつも使ってるペンはフリクションスリム、0.38の黒とか紺とか、赤とかオレンジ。基本手元にある1色だけで、色分けして書いたりとかそういうことはほとんどしない。

フリクションスリムはリュックの外ポケットにポイっと。ベベベッと消せるのはほんと便利!

 

マイ「なんでも帳」に書いていること

基本的に、メモ。語学だったらブログで見つけた面白い表現とかフレーズ、後でチェックしようと思った本のタイトルとかYoutubeについて。

 

あとブログのネタになりそうなこと、思いついたアイディアが消えないようにメモ。見返すのはたま~に、だけど、こういう小さいアイディアが見返したときに熟成されていて新しいアイディアが出てくることもある。

 

それから読んだ本のメモ。感想を書くことはないけど、読んで思いついたこと・思い出したこと・疑問に思ったこと・もっと調べようと思ったこと。

こんな内容どこかで見たな~とかこれはあの本にも出てたな!とか本以外のメモとも結びついたり、カタチにならないアイディアが一歩先に進んだり、メモを書きながらも新しい発見があるから面白い。

 

kotokotoba.hateblo.jp

 

 

kotokotoba.hateblo.jp

 

ノートの取り方マイルール

こうしよう、と決めて書いているわけじゃないけど10年近く続けているうちに定着したマイルール。

  • メモの書き始めには日付を書く(20181219WED)

1ページの中に数日分は書いてあることもあれば、1日分だけで数ページにわたることもある。日付をつけておくと何かと便利。だいたいいつ頃読んだ本だっけ~とか、夏ごろ何に興味あったっけ~とか、引っ張り出しやすい。

  • 簡単な記号

本のタイトルだったら、本のマーク「📖タイトル/著者名」。後で調べたいことは虫眼鏡マーク🔍。本の内容引用だったらページ数。まとめた内容と自分の考えは混ざらないように矢印をひっぱって「!」「?」で追記する、とか。

  • 振り返りまとめ

時々、ノートを振り返って眺めると忘れてたけど「おお、おもしろい」と思えるメモも出てくる。そういうメモは新しい日付のページに、元のページの日付も併せて改めてメモ。

 

今日、目に留まった過去のメモ

11月の読書メモより。

 

p.105

異なる価値観と出くわしたときに、物怖じせず、卑屈にも尊大にもならず、粘り強く共有できる部分を見つけ出していくこと。

ただそれは、単に教え込めばいいということではなく、おそらく、そうした対話を繰り返すことで出会える喜びも、伝えていかなければならないだろう。

意見が変わることは恥ずかしいことではない。いや、そこには、新しい発見や出会いの喜びさえある。その小さな喜びの体験を、少しずつ子どもたちに味あわせていく以外に、対話の基礎体力を身につける道はない。

 

異なる価値観と出くわしたとき

これはコミュニケーション能力、「国語」のチカラの話をしているわけなんだけど、世界で言う「グローバル能力」もこれのことなんだよね。

 

kotokotoba.hateblo.jp

 

自分と価値観も行動規範も違う「他者」と対面した時に、敬意と好奇心をもって接し、困難なコミュニケーションを立ち上げる意欲と能力

日本人に際立って欠けている、と評される能力・・・

 

blog.tatsuru.com

 

狭い世界の「常識」という色眼鏡がまだ出来上がっていない子どもだからこそ、「グローバル教育」さらに進んで「ダイバーシティ(=多様性)教育」は必要、とっても大事な教育要素だと思う。

 

 幼児期の言語教育について

kotokotoba.hateblo.jp

 それは母国語である日本語をないがしろにする行為ではないし、単純に英語が日本語の発達を妨げると言っているのなら、それは子どもの能(脳)力を低く見すぎている。

 

sonogono.jugem.jp

 

意見は変わってもいい⇒学びの本質は「変わる」こと

 議論、とまではいかなくても、対話=意見をすり合わせる行為が下手な日本人(の私)!それは対話の前提がわかっちゃいないから、だったりする。

 

自分の意見を主張するのは相手にそれを押し付けるのと違う。相手を納得させようとするのは説得であって対話じゃない。

 

自分の意見は、変わってもいい。むしろ変わることを楽しむのが対話。

 

kotokotoba.hateblo.jp

「学ぶこと」は変わること。 

 

小さな喜びの体験

「伝わらない」もどかしい経験が「伝えたい」という意欲を生む。

子どもの言葉の発達のアドバイスに、「気持ちを代弁してあげましょう」ってのがある。モデルとして言葉の使い方を示すために、必要なことではあるけど、いつまでもそれをしていたら・・・?

 

「おちゃ」だけ言ってお茶を出してあげる。何も言わなくても「あら、どうしたの?のどが渇いた?お茶飲む?ジュースもあるわよ。どっちにする?お茶?はい、どうぞ」。

子どもは首を動かすだけ(笑) 極端な例のようだけど、意外によく見る親子の姿だったりする。

 

失敗・葛藤・挫折すればいい

「私がした苦労をこの子が苦労しないように・・・」よりも、未来人の子どもたちは私たち「元子ども」が体験したことのないことに出会っていくわけなんだから、苦労や失敗を乗り越える力をつけるサポートをしなければ、と思う。

 

失敗のレベルが小さいうちに、たくさんさせてあげたい。スプーンになかなかご飯を乗せれずぐちゃぐちゃにしちゃったり、お友達とおもちゃを取り合ってけんかするとか。

これくらいの小さな失敗からのスモールステップなら、私にも乗り越えられるかな。(笑)

一緒に少しずつ成長していこうね。

 

ブログもなんでも帳だった
sonogono.jugem.jp

上の文庫本の内容、確か・・・と昔のブログを検索してみたら、あった。2013年だって!6年近く前だな。

 

今は読みやすさと「提供できる情報」を意識して(一応、意識はしている)カテゴリー限定でそれぞれ別のブログとして書いてるんだけど、昔のごった煮的なブログも自由で楽しかった。

 

結局思いつくままに脱線してるから昔とあんまり変わらない読みづらさなのかな(;'∀')

学びのコツは、その仕組みの中にある

なにかを学ぶということは、なにかに気付くということ。

 

学習は変容のプロセス」というと小難しく聞こえるけど、つまりは何かに気付くことや発見することによって自分がそれまでの自分とは違う自分になるってこと。

 

そういう意味で見ると、学びは「知識を蓄えること」とはちょっと違う。

今のところ日本の学校は学びの場というよりは、日本という集団生活・文化に馴染むための訓練に近いのかもしれない。

 

 

気付きや発見がどこにあるか、といえばそれは「あれ?」と立ち止まる経験だとか、「わからない!」にぶち当たった時、「しまった!」と失敗したとき。

そういう自分の中の当たり前から一歩外に出たところに学びのチャンスがある。

 

小さい子どもはまだ「自分の中の当たり前」が少ない上に、発見や気づきを素直に受け入れる柔軟さがあるから、大人よりもずっと上手に学ぶことができる。

 

子どもの目を通して、私が見過ごしてきた日常に潜む「!?」のタネに気付けるようになったし、親の私が学ぶことがたくさんある。

 

sonogono.jugem.jp

 

 

Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ

Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ

 

 

自分の中の当たり前から一歩外に出たところ、というのは「快」か「不快」かでいうと「不快」であることが多い。つまり、しんどい。

 

しんどい思いをすること、ストレスを感じること、それを避けてちゃ学びはねぇぜ、ってこと。語学に応用すると、「次のステップに進みたいならコンフォートゾーンを抜けろ」ってアドバイス。子育てに応用するなら、「苦労しないように、と親がお膳立てするのは学びの機会を奪うこと」という注意喚起に。

 

kotokotoba.hateblo.jp

 

学びとは何か――〈探究人〉になるために (岩波新書)

学びとは何か――〈探究人〉になるために (岩波新書)

 

 

出会いを学びに変換できるかどうかは、その出会いを自分ごとにできるかどうかにもかかっていると思う。(語学もそう!)

 

自分との結びつきが強い事柄(興味関心、身近なネタ、必要性)なら目にとまる、耳に入る。情報キャッチ能力(=発見・気づきの可能性)がアップする。

 

子どもはどこまでも自己中心だから、全部自分ごとにできるわけで、そういう点でも学びの天才なのかもしれない。

 

 

3歳児が喜んだ英語の仕掛け絵本

1月に3歳になるイチ君に久々ヒットした英語絵本

 

What's the Time, Mr. Wolf? (Finger Puppet Books)

What's the Time, Mr. Wolf? (Finger Puppet Books)

 

 

オオカミさんの顔が指人形になっててパクパク動かせるよ。オオカミさんいま何時?と聞いてオオカミさんがそれに答えるシンプルな内容!

ちょっぴり怖くて可愛いオオカミさんに、一生懸命「わっつぁ たーいむ、みしゅたー うぉるふ!」と聞くイチ君。

 

繰り返しのフレーズと、時計が学べる楽しい絵本!絵本の中にはアナログとデジタルどっちの時計も描かれてるよ。よく見るとドキッとするイラストもまた面白い…(笑)