ことばのおもしろさ研究所

語学好きな母ちゃんが、子どもの言葉の成長と外国語学習の奥深さ、心に響いた本なんかを記録しているブログ。

好きなことを好きなように

やりたいと思うことがあるなら、すれば良い、という発想。

 

言葉にすれば至極シンプルで当然なことのようだけど、「なんと!!たしかに、そうだ!!」と最近ようやく気付いた。

 

ワガママスキル

好きなことを好きなようにする。

ワガママだと受け取られるかもしれない。でもこのワガママスキル、成熟したワガママスキルが人間個人と社会全体を成長させるんだと思えてならない。

 

私の考える「ワガママスキル」は、好きなことを好きなようにすることを我慢しない、ということ。

ただし「我慢しない」の部分に注意が必要。ここ、成熟度が問われる部分。

 

ワガママスキルを分解して考えてみる

  1. 自分が何を欲しいのか、何がしたいのかを分かる
  2. 自分の欲求を表に出す(臆せずに)
  3. 具体的に行動を起こす(誰がなんと言おうとも)
  4. 障害に対処する(諦めない)
  5. 欲求を満たす

 

なんだ、書き出してみたらgritのことだった。

 
GRIT by Angela Duckworth | Animated CORE Message

未熟なワガママスキル

自分の欲求を正しく把握していない

表面的な欲求と、深層心理というか潜在的な欲求が違うってのは多々ある。そういう時、表面的な欲求をいくら補ってもいつまでも「満たされない」アリ地獄に落ちてしまう。

病気の部分的な症状だけをみて原因を見ない、みたいな。

それから他人の欲求を自分の欲求だと勘違いしている場合。

 

相手を否定する表現方法

例え自分の欲求が他人の欲求と食い違うものであっても、欲求を目に見える形で表に出すのがワガママスキル。

 

未熟なワガママスキルの場合、その行動は「他者を否定して自分を肯定する」カタチになって現れる。攻撃的な言葉とか態度で出しちゃったり、逆に被害者役を演じることで相手を加害者に仕立て上げる。

 

成熟したワガママスキルなら、「あぁ、アナタはそう思うのね。うんうん。私はアナタとは違うけど、こう思うよ」って受け止め方ができる。テーマのシリアス度によっちゃ熱量は変わってくるけど、自分の欲求を相手が認めていないことをこの時点ではそれほど問題視しない。

 

衝突を起こす行動

さて、我慢せずに行動を起こすのがワガママスキルの見せ所!そして難しいところ!欲求を満たすために動く。そして他人の存在がスムーズに行動させてくれない。そんな時、未熟なワガママスキルだと相手を否定する態度がベースにあるから、「相手を変えようと」する。

 

上手く行かない原因を相手に押し付ける。人や環境に対する不平・不満・愚痴を言う。結果に結びつかない行動にエネルギーを費やす。

 

我慢しない、というのは自分の行動(意志)は自分で責任を持つ、ということ。自分がやりたいから、自分が動く。自分がほしいから、ほしいものを素直に求める。

 

相手を変えずに自分を変える、と、我慢しない、は成熟したワガママスキルで両立する。視点を変える、場所を変える、やり方を変える、作戦を練って動くのは自分だから。

 

我慢するというワガママ

小さい頃から「他のみんな我慢してるんだからアナタも我慢しなさい」って考え方が理解できなかった。大人になった今もこの理屈がよくわからない。我慢するのは我慢しないといけない理由があってそうしてるわけで、他人がしているからしないといけないわけじゃないはず

 

もし「我慢すべき」理由が理不尽なこと、納得できないことなら、「我慢しない」という選択をする人がいてもいいと思う。我慢している人が自分の我慢を相手に「察する」ことや「同じように苦しい思いをすること」を要求するなら、それこそ相手の意志を無視したワガママだ。

 

 

我慢強いことと粘り強いことは違う

我慢は美徳とされるけど、冒頭のTEDスピーチにもあったGRITというチカラは我慢強さとはチョット違うと思う。

 

やり抜くチカラ。ほしいものを素直に貪欲に求め続けるチカラ。目の前のことが苦しいことだったとしても、大きい視点で自分のゴールが見えている人は、それを求めるチカラが大きいほど、苦労を乗り越えるためのエネルギーを維持できる

 

ワガママスキルはグローバルスキル

成熟したワガママスキルは、世界に通用するスキル。というかむしろ、ワガママな我慢を強いる価値観から抜け出せないと次の世界の土俵にあがれない。 

kotokotoba.hateblo.jp

 

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成熟したワガママスキルはほしいものを引き寄せる

私の周りには、ほしいものはいつも向こうからやってきてすぐ手に入る人が何人もいる。運がいい人。(うらやましい!!)そういう人はやっぱり成熟したワガママスキルをお持ちで。

 

もちろん自分の気持ちに素直に行動することで人と摩擦が生まれることもあるようだけど、聞いてみると「なんか合わないな、と思ったらそういう人は自然とすーっと離れていくよ」だそうだ。きっと本人が相手に(相手との間に生じた摩擦に)執着しないから、なんだろうな。

 

上手く行かなかったら、どうこうしよう、解決しよう、と思ってしまうけど、それも執着。自分は自分のやりたいことを見て、やるべきことをやる。そうしていると結果合う人は残って合わない人は去っていく。こんなふうに、やり遂げる熱さとある意味流れに身を任せるさっぱりした生き方、カッコイイな、と思う。

「結果を出せる目標」を立てるツール

 新年の抱負、ってことでゴガクの目標を立てる人も多いこの時期!

立てて終わり、三日坊主の海坊主、にならないためには

「精神力」とか「根性論」・・・に、頼らないコツがある。

 

  1. 具体的で明確なゴール
  2. ゴールに向けた道筋の把握
  3. 習慣づけ・目標を忘れないための工夫

 

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どうなりたいか、何を達成したいかをハッキリさせること。

 この本に紹介されていた3つの「思考ツール」のうち、以下の二つは具体的な目標と、そこに至るプランを立てるのに役に立つ。

 

アンビシャス・ターゲット・ツリー

ふせんを使って「こうなったらいいな=②理想の姿」と「そうなっていない理由=②障害・困りごと」を書き込んでいく。

 

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ブランチ

実際に何かを計画していて、それを実行に移すまえにチェックする思考ツール。ビジネスプランとか。これを整理しておくと、企画のプレゼン内容とかもまとめやすくなる。

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目標達成のためのコツ

目標を脳に刻み込む具体的な方法。

神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り

神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り

 

要は、やる気うんぬんよりも「やるかやらないか」。 習慣づけのコツは、「やる気に頼らないこと」。

 

 

kotokotoba.hateblo.jp

 

 


kotokotoba.hateblo.jp

 

日本の英語教育

日本バイリンガル化計画?早期英語教育?

 

なんじゃそりゃ、が第一印象。この手の「業界」は母親の不安感をあおって「芸事」としての表面的な英語を(高額で)売りつけてくる印象だったけど・・・

 

これだけ真剣に「英語の向こう側」をハッキリ意識した「早期英語教育」メソッドを確立して、それを情熱的に取り組んでる人たちがいる、ということに感動。

 

いやいや、奥が深い。

 

note.mu

 

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