ことばのおもしろさ研究所

語学好きな母ちゃんが、子どもの言葉の成長と外国語学習の奥深さ、心に響いた本なんかを記録しているブログ。

最低の学校

この世に「最低の学校」というのがあるとすれば、それは教員全員が同じ教育理念を信 じ、同じ教育方法で、同じ教育目標のために授業をしている学校だと思います(独裁者が支 配している国の学校はたぶんそういうものになるでしょう)。でも、そういう学校からは「よきも の」は何も生まれません。これは断言できます。

 

ほんとうに新しいものは、思いもかけないところ から生まれてくる。
ですから、知的生産性という点からすると(もう三回目ですけれど、実は僕はこの言葉があま り好きじゃないんです......)、学校が多産であるためには、「そんなところから何か価値あるも のが生まれて来るとは誰も予測していなかった場所」がたくさんあることが必要だというこ とです。