ことばのおもしろさ研究所

語学好きな母ちゃんが、子どもの言葉の成長と外国語学習の奥深さ、心に響いた本なんかを記録しているブログ。

英語レッスンで感動したハナシ

20年前の自分から、ビデオメッセージが届いた。

 

「おれの事だから、たぶん忘れてると思って。

この夏のこと。ビデオ見たら、思い出してくれるかな」

 

「おれたちは観光旅行客(ツーリスト)じゃなくて、

旅人(トラベラー)だった。そうだろ?」

 

「おれたちを突き動かすのは、本に書いてある情報じゃなくて

好奇心だった。そうだろ?」

 

「なぁ、未来のおれ、覚えといてくれよ。

いつだって友だちをつくる時間はある。

そして、学ぶこともできる」

 

「それに、覚えてるかな・・・20年経ったおれは・・・」

 


www.youtube.com

 

ぶわっ(´;ω;`)

今日の英語のレッスンでつかったビデオ。

天才かよ、先生。。。

 

レッスンの素材、構成、展開、切り口が、うますぎる。

 

私はSLA第二言語習得理論)的な「こうすれば効果があるだろう」「このパターンにはこういうトレーニング法」って知識はあるんだけどね、それをこうも鮮やかに具体化できるのか、と毎回感動する。

 

素材そのもののメッセージ、先生のレッスン提供方法、先生のストーリー、私のストーリー、何重にも感動する。

 

理論や理屈じゃなく、「感動」のインパクトたるや。

「言語」ってのは言ってみれば「心の働きに関わる装置」なのでね。いかに心を動かすかってのが言語を学ぶカギだと思うの。体系立てられたメソッドやハウツーはもちろんあるんだけど、「現場はそこじゃない」んだな。

 

事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!