英語レッスンで感動したハナシ
20年前の自分から、ビデオメッセージが届いた。
「おれの事だから、たぶん忘れてると思って。
この夏のこと。ビデオ見たら、思い出してくれるかな」
「おれたちは観光旅行客(ツーリスト)じゃなくて、
旅人(トラベラー)だった。そうだろ?」
「おれたちを突き動かすのは、本に書いてある情報じゃなくて
好奇心だった。そうだろ?」
「なぁ、未来のおれ、覚えといてくれよ。
いつだって友だちをつくる時間はある。
そして、学ぶこともできる」
「それに、覚えてるかな・・・20年経ったおれは・・・」
ぶわっ(´;ω;`)
今日の英語のレッスンでつかったビデオ。
天才かよ、先生。。。
レッスンの素材、構成、展開、切り口が、うますぎる。
私はSLA(第二言語習得理論)的な「こうすれば効果があるだろう」「このパターンにはこういうトレーニング法」って知識はあるんだけどね、それをこうも鮮やかに具体化できるのか、と毎回感動する。
素材そのもののメッセージ、先生のレッスン提供方法、先生のストーリー、私のストーリー、何重にも感動する。
理論や理屈じゃなく、「感動」のインパクトたるや。
「言語」ってのは言ってみれば「心の働きに関わる装置」なのでね。いかに心を動かすかってのが言語を学ぶカギだと思うの。体系立てられたメソッドやハウツーはもちろんあるんだけど、「現場はそこじゃない」んだな。
事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!