息子イチくん、幼稚園に日本人のクラスメートがいることを知って大喜び。
先生もお友達も何言ってるのかわからない、なにをどうすればいいのかわからない、そんな環境で言葉が通じる同性のお友達がいて、本当にほっとしたと思う。
すっかり仲良しBOYSで、毎日一緒に遊んだハナシをしてくれる。
今朝、「はぅ~ん」と悩ましいため息をつきながら(彼のため息をつくとき本当に悩ましい声を出す)ちょっとした悩みを打ち明けてくれた。
「○○くん(日本人のお友達)ね、英語でしゃべっちゃダメって・・・日本語だけで話そうって言うの。そしたら×△(誰かの名前?)に聞こえないからって」
息子はね、最近「英語をいーっぱい勉強したいの!いっぱいわかるようになりたいから、おうちでも英語しよう!」ってやる気満々でね。そんな折に絶対的な安心感を寄せるお友達からのリクエスト。
「○○くん、日本語と、英語と、中国語が喋れるんだー」といつもいつもうらやましそうな、ほこらしそうな、くやしそうな、ちょっぴり複雑な気持ち(本人は自覚してないだろうけど)を教えてくれてる息子。
お友達の「日本語だけ喋ろう」って提案を、飲みたくないんだよね。
でも、断ったらどう思われるかな?って心配もあるのかもしれない。
幼稚園生活が、彼のおかげで成り立ってる部分もあるからね。
主人は言いたいことがあるのをグッと我慢して、いや我慢しきれずにさりげなく誘導的な助言をしながら(笑)聞いてた。アドバイス、したくなるよねー。
それにしても・・・
あのイチくんが、あのベッビーだったイチくんが・・・
不安な気持ち、ちょっとマウントとられて反発心もほんのりある感じ、でも大好きなお友達と秘密の会話ができる優越感、英語へのプレッシャー、・・・いろんな気持ちを感じられるようになったんだなー!!!と感動した。
「こういったら相手にどう思われるだろう?」
そんな想像力までついてきたことがオドロキ。
先のことに対する不安とか心配とかって、想像力がなけりゃ絶対に生まれない。人の視点を意識できなけりゃ、絶対に考えもしない悩みだから。すごいよ!!
彼がこのジレンマをどうやって乗り越えるのか、母は興味津々です。