私の師匠、マスター・ソン(息子)がまた「学び」を提供してくれました。
私カーテンレールに洗濯物をひっかけようとしてね、カーテンにひっかけてベリーッてなるんだ。これで3回目。そんで主人に「なんでそんなことしたの」って嫌味な口調で責められた注意された。
で、反射的に言い訳をしてしまう。
「ちゃんとレールにかけようと思ったんだよ!!」
そしたら向こうもまた「なんで・・・なの」ってこっちの返答を求めていない質問を重ねてくる。
そしたらね、息子がすっ飛んできて「それは母のせいじゃない!」って主人をにらみつけるんだよ。「そしてぼくのせいでもない!!」ってつけたして。主人は「別に母のせいって言ってないじゃん」って言うけど、言葉の裏に含まれる直訳されない”意味”を聞き取って反応したんだなぁ、と母感心。
「なんでそんなことしたの」って質問に見せかけて質問じゃないパターンがあるよね。
いや、わかるんだよ・・・単純に「なんでやねん」って気持ちは。私も息子に「なんで~したの!」みたいな注意の仕方よくするし。「お前のやった行動が私には理解できない」って文脈で使う。そういう時って、質問した側は聴く姿勢じゃない。直訳すると質問文なのに。
聴く姿勢での質問じゃない、投げつけるだけのコトバだと察知すると、聞かれた側は反射的に自己保身のレスポンス(言い訳、反抗、ひどいときは逆切れ)に走ってしまう。私自身に対する否定だと捉えると不愉快なもんで、否定返ししてしまう。発した側がそんなつもりなくても、テンプレート的に「なんで~したの?」は否定的な意味をふくんでしまうから、使うときは気を付けたほうがいいのかも。
息子は主人の「なんでそんなことしたの!」を、「この失敗はお前のせいだ」という責め文句として聞いたわけだ。で、私をかばおうとしてすっとんできた。
誰々のせい、ってのは失敗の責任が誰にあるのかがテーマになってる。
それって、問題の「原因」を見つけようとしているのに見せかけて、「責任を誰に負わせるか」に意識が向いている。その責任ってやつも、信頼ありきの責任じゃなく、「不満や怒りをぶつける正当化」するための方便だったりする。
今回我が師匠、マスター・ソン(息子)が教えてくれたのは
聞く姿勢がない問いかけは、ウ○コを投げつけるようなものだ、ってこと。
私は主人にウンコ投げつけられて反射的にリアクションしたのだよ。咄嗟に飛び出すファイト・フリーズ・フライの3択※で私がとったのがファイトのリアクションだったってこと。
※3F(Fight/Freeze/Fly)
外的ストレスに対して本能的にとってしまうリアクション。闘争(ファイト)か逃走(フライ)か、はたまた固まっちゃう(フリーズ)か。
そうはいっても、失敗は「原因」を把握してちゃんと対策練らないと繰り返しちゃうからね。このままじゃカーテンが全部ひっぺがされてしまう。私のせいで。
どうも、「せい(責任)」探しをしていると本来の目的の原因チェックがしにくくなっちゃうんだな。本当は失敗の原因を見つけたいからこの問いかけがあるはずなんだ。同じ失敗を繰り返さないために、取り除くべき「原因」を見つけたいから。
いや、見つけさせたいから、かな?
そこに悪意があってもなくても、相手を変えようとして投げかけられるコトバ。相手を変えたいってことは、現状を否定しているわけで。ニンゲン「変わる」ことを強いられるのは本能的に苦手※なのだ。だからストレス反応3Fが出ちゃうのね。
※コンフォートゾーン(安全圏)
「当たり前」とか「前提」とか「普段のスタイル」「日常のパターン」。そこからはみ出ることは、本能的にイヤなのです。離れれば離れるほど、ストレス・緊張・不安・プレッシャーになる。だから戻ろうとする。
そこでマスター・ソンが提供してくれた【課題】
*相手に行動を自覚してもらうためには、ウ○コ投げ合いじゃ×
*相手の行動を促す、ふところに届くコトバ
これをさらにNLPとか問題解決ツールとか織り交ぜてcodocでせっせと書いてたんだけど、力尽きた。(笑)
コンフォートゾーンのこととか
思考ツールの実例とか
完成できずに放置するのももったいないから、もうここで公開しちゃう。書く練習にはなったからヨシ。