ことばのおもしろさ研究所

語学好きな母ちゃんが、子どもの言葉の成長と外国語学習の奥深さ、心に響いた本なんかを記録しているブログ。

2~3歳の子どもが楽しめる英語絵本

読み聞かせイベントのために準備した絵本を息子(4歳になりました!)と読むんですが、最近彼はイイ~~リアクションしてくれるようになりました。しばらく絵本、英語、どちらからも離れてたような気がするんですが、また一緒に読む時間が増えてきました。

 

3歳くらいのとき、「超基本的な単語はある程度わかる。聞いた英語は理解できる。でもシンプルなセンテンス以上のものは、多分よくわかっちゃいない。さて、これからどうするか」の段階に達して、ほっといたんですけどね。幼稚園に入って日本語もすごい勢いで吸収していたし。

 

この期間「言語に対する敏感さ」だけに注目してきたんですが、それが良かったのかも。赤ちゃん、乳幼児(未就園児)、ちょっと大きくなった幼児でそれぞれツボに効くアプローチがあるんだな!!!というのが実感としてあります。

 

おいおい、記事にまとめます。今日は未就園児さんの英語絵本読み聞かせをしてきたので、そこで読み聞かせをした絵本と、遊び方の小ネタをば。

 

幼児さん向けの読み聞かせで使った絵本

『Shh! We Have a Plan』

 

「Shh! We have a plan! Ready one, ready two, ready three... Go!!」

文章はほとんどこれだけ。英語もイラストもシンプルです。

シーッ!!と人差し指を立てて忍び足・・・

息子も大好きで、絵本の真似をして遊んでます。

Go!でコチョコチョっとくすぐり遊びをしても楽しいですね。

 

ついつい口づさんじゃう、英語のリズムとテンポが楽しい一冊!

我が家には結婚式の引き出物でもらったミニボンゴ(?)があるんですが

私が読むのに合わせてたたくのが大好き。

もう一回!もう一回!とせがまれます。

 

 

ジョンバーニンガムのイラストが可愛いボードブック

そしてシュールなオチ・・・(笑)

 

はんたいことばを楽しむ絵本つながりで、もう一冊。

おんぼろ帽子、しんぴん帽子、大きい帽子に派手な帽子・・・

いろ~んなへんてこ?な帽子が登場します。

ゆるい、きつい、もじゃもじゃ、しわしわ、色んな形容詞に

出会える絵本です。最後に選んだ帽子はまさかの・・・・!

ちょっとなじみのない(私たちが学校で習ってない)形容詞もありますが、他の絵本や身の回りのもので同じ素材(形容詞)を見つけてみると、ぐっと言葉が入ってくると思います。

 

 

日本の人気絵本を英訳した絵本もたくさんありますよ。

『ぞうくんのさんぽ』シリーズが好きなお子さんはぜひ

英語版のコトバの雰囲気の違いを楽しんでみてくださいね。

 

 

森の奥にあるのは・・・『ねこのレストラン』。

これは日本語と英語が併記されているので、

どちらで読んでも楽しめますね♪

 

今日はいただきもののトマトがあったので、本物のトマトにも触って。

生活とリンクすると、絵本の世界がぐっと身近に、面白くなります。

ネコのシェフになりきっておままごとをしてもいいですね。

 

乳幼児の英語は、どれだけ知っている単語の数を増やか、よりも、どれほど言葉の厚みを豊かにするか、が大切だと思ってます。Tomatoという単語一つとっても、どれだけ言葉やイメージを拡げられるか、どれだけ経験や体験がリンクさせることができるのか。

 

 

乳幼児期に数年かけて覚える単語数なんて、中学に入って初めて英語を始めた子でも数か月しないうちに覚えられるものばかりですから。

 

こちらも日本の人気絵本『ねずみくん』シリーズです。

「収穫」つながりで、読んでみました!

 

リンゴ狩り遊び、洗濯ハンガーと紙とペンがあればおうちでもできます。

色んな動物になりきってリンゴ狩りをしても楽しめますね!

 

お母さんにもちびっこにも大人気のこの絵本、

今回も持っていきました~!

遊べる絵本とはこのこと!どんな魔法がくりだすか・・・

触って、揺らして、息吹きかけて。息を吹きかけるページは

息子のよだれがかかったせいでよれよれになってます。

購入するなら丈夫なボードブック版がおすすめです(笑)

 

さてさて、美味しいフルーツをもりもり食べたら

歯を磨きましょう。

 

こちらも日本語と英語併記版の、

開いたページがそのままお口になっちゃうおもしろい絵本です。

 

英語の文章はそんなにわかりやすくないんですが・・・

みんなでパペットの歯みがきあそびをしました。

ストローにいらん紙くっつければ、はい歯ブラシのできあがり!!

手作りおもちゃって、ほんとこんなレベルでも子どもは喜びます。

 

 

最後に、子どものたくましい想像力を描いた絵本。

箱じゃ・・・ないのよ、お母さん!

これ、装丁が段ボール箱風のデザインなんですよね。遊び心!

息子は空き箱に入って、絵本のセリフを言ってくれとせがみます。

「It's NOT NOT NOT a box!!」と言いたいがために(笑)

 

 さてさて、今日はここまで。息子が帰ってくる前に書けて良かった!

 

kotokotoba.hateblo.jp

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