夕方〜夜のギャン泣きが恒例になってきた今日この頃。眠いなら寝なさいよ、と毎度思うんだけどそうもいかないのね。
「あ、寝そう寝そう・・・」のあの瞬間にギャン泣きスイッチオン。ぼんやりとこの世に馴染んできた頃だから、夢とうつつのはざまを超えるのが不安なんじゃないだろうかと勝手に思ってる。
↑自分のおならにビックリして目を覚ますイチ君
期待(行動の予測)ができるようになってきた
イチ君、 誰かが顔を覗き込むと抱っこしてもらえると思って大喜び。機嫌のいい時はいないないばぁでキャハッと声を出して笑ってくれる。
先週、ソファに寝転がされてるところにばぁばが「いっちゃ〜ん!」と話しかけたら、やっと抱っこしてもらえる(ほんの少しの間でも下に降ろされるのは嫌な彼)と期待したイチは大興奮。ハフハフ言って暴れるのなんの。
ふんぐっと両手を叩きつけてブリッジを繰り返す。が、イチの踏ん張りむなしくばぁばはやりかけの手芸をしに帰っていってしまった。
すっかり抱っこしてもらえると信じていたイチは状況が飲み込めずフリーズ。
固まったまま去りゆくばぁばを目で追う。
隣で笑っているじぃじに気付く。
抱っこしてもらえないことが分かり下唇付き出してふるふる。さぁ泣くぞってところでばぁばが慌てて戻ってきて抱っこ。眉毛真っ赤にしてウルウルしてたけど、ギャン泣きには至らずセーフ。
怒って泣き出すと声が枯れるまで止まらないから大変なのよね…。
じぃじに泣かされる
常に抱っこ、しかも立って揺らさないと怒るもんだから、夕飯の準備をする間はじぃじに抱っこしてもらってる(実家のありがたさ!)。
先日もイチをじぃじに任せてご飯準備をしてると、隣の部屋から凄まじいギャン泣きが聞こえてきた。焦るじぃじ曰く「変顔で笑わせようとした」とのこと。どんだけ怖い顔したんだじぃじ。
イチ、人の表情が分かるようになったんだねぇ。
じぃじに泣かされたのはこれきりでなく、今度は「アイーン」で笑わせようとしてスーパーギャン泣きタイムに突入。ばぁばに抱っこされて泣き止むも、じぃじの方をキッとにらみ目で追う。ごめんよ〜とじぃじが近づくと「う、う、うぎゃあーー!!!」。
お腹に力が入ったのか、この後爆うんちをしてぼーぜんとする。スッキリした後は機嫌がなおってじぃじと仲直り。メデタシメデタシ。
じぃじは反省して、その後は小さな声でアイーンをするようになった。
もしかして、分かってる?!
赤ちゃんて喋らないだけで結構いろんなことがわかってるのかも、と思わせることが結構ある。
イチは自分がからかわれてる内容の話を聞くと毎回下唇を付き出して泣き出す。偶然でしょ、と思われるだろうけど、毎回タイミングがバッチリなんだもん。
ベビードレスの帽子を被って「ステラおばさんみたい!」と大笑いしていたらギャン泣き。うんちたれやな〜と笑われて怒りだす。おとうさん出張中で可哀想ねぇと言われてウルウル。
からかわれると、決まってこの顔になる。
この気持ちはなんだろう
おかあさんとばぁばのおやつタイムはテーブルの上に座布団しいて転がしておく。顔が見れるからか少しのあいだ待っててくれる。
それでも抱っこしてほしくて一生懸命喋ってくる。大きな声を出してみたり、うなってみたり、とにかくバタバタしてアピール。
ブリッジしながら回転して近づいてくるもんだから、もうチョットお待ち〜と座布団に戻す。
どっかのタイミングで「あ、おれ進めるじゃん!」と気づいたのか同じ動きを繰り返して大喜びするようになった。また90度回転したところでうつぶせに転がしてやると、正面にいるばぁばの顔を見つけてまたまた大喜び。
足の裏を押さえてキックの勢いで前に進めるようにしたら、一生懸命ばぁばに向かってビヨンビヨン。頑張ったね〜とばぁばに抱っこしてもらって、ひといき。すごい動いてたねーって笑ってたら突然のスーパーギャン泣きタイムに突入。さっきまでニコニコしてたのに!
なんだろう、自力で動けた興奮とやっと抱っこしてもらってホッとしたのと笑われたのが嫌だったのとで気持ちがこんがらがったのかな?
空腹や眠気でも甘えでもない涙に、イチの成長を感じてキュンとなる母なのでありました。
母の雑すぎる手作りおもちゃ
わたくし、不器用で大雑把なくせに、作りたがり。
その一、布絵本
臨月の時に指を刺しながら作った、血と涙の結晶。フェルトの間にビニール袋を貼り合わせて縫ったから、カシャカシャ音がするよ。赤ちゃんの視力でもよく見えるように、コントラストの強い色の組み合わせにしてみた。なかなか可愛く出来たと自負しているんだが、ばぁばは絵本を見てひとこと「これは…ひどい。どうやったらこんなに雑にできるの」。
その二、白黒モビール
材料は紙皿と厚紙とアルミホイル。
赤ちゃんが注目する図柄らしい。どっかで(本かな?ネットかな?)見かけた図を思い出しながら書いたよ。
イチの頭上にぶら下げておいたら、目が覚めた時に悲鳴をあげて泣かれてしまった。家族からはコワイオモチャと呼ばれている。見慣れてからはこのモビールが大好きで、バタバタ興奮しながらずっと見つめてくれてる。
うちに遊びに来た友達がこのコワイオモチャを見てひとこと「わぁ、すごい。3歳の甥っ子が作ってくれたの?」(←本気でそう思ったらしい)
その三、鈴の入ったラトル
ただのヘアゴムに鈴を貼っつけて手首につけてあげたらえらい興奮して喜んでたから、音のなるオモチャを制作。鈴のまわりをフェルトで包んで、ちっちゃいお手手でも握れるサイズの輪っかを縫い付けた。
「またそんなホラーなもん作って!」と家族に感心(?)される出来栄え。これね、スマイリーちゃんになるはずだったんだけども、一日振り回されて翌日にはもう血を吐き黒い涙を流すコワイオモチャ第二弾になっちゃったのよね。でもイチはスマイリーちゃん大好きで毎日アムアムしてくれてます。
その四、アーチ
プレイジム的なものに憧れて作ってみました。材料は100均のプールの浮き棒と紐、それからフェルトボール(これも手作り)。
真ん中の紐の端にスマイリーちゃんがぶら下がってる。ゆれたらリンリンなるよ。両端は長めにして、手を伸ばしたら触れるようにしてみた。これも一生懸命見てくれる。
足を固定してないから、イチに叩かれてすぐ倒れる。足じゃなくてボールを触って欲しいんだけど。
こうして母の飽くなき好奇心は息子イチに注がれるのでありました。