【語学・アウトプット】ネイティブに添削してもらおう!交流しよう!【Lang-8】
外国語学習者におすすめのSNSをひとつご紹介!文章を投稿してお互い添削しあおうっていうwebサービスなんだけど、うまく活用すれば「書く」練習だけじゃなくて発音や聞き取り、言語交換のパートナー探しまでできちゃいます。
相互添削SNS【Lang-8】特徴と基本的な使い方
例えば私は英語の文章を投稿して、英語ネイティブに添削してもらう。私は日本語を勉強している人の文章を添削してあげる。そうやってgive and takeでゴガク楽しみましょうってコンセプト。
基本的な使い方は↓こんな感じ。
登録は無料。有料(プレミアム会員)になると、自分の投稿が優先的に表示されて添削してもらいやすくなるみたい。 あと、ちょこちょこっと便利機能が増えるのかな?
コミュニティもいろいろあって、質問を投稿したりSkypeで練習しましょうって呼び掛けもある。自分の学んでいる言語のコミュニティや、趣味のコミュニティに参加して交流を楽しむこともできる。
書く、添削をもらって見直しをする、教えてもらった新しい表現や正しい言い回しを使ってまた書く、添削をもらう・・・の繰り返しで、着実にレベルアップできる、はず。
よくあるお悩みポイントとその対策
- 添削がなかなかつかない
- 信頼に足る添削かどうか怪しい
(1)添削がなかなかつかない
これは英語学習者によくあるお悩み。なんてったって英語を勉強してるユーザーの数が英語ネイティブの数より多いんだもの。
一方でコンスタントに5~6人の英語ネイティブから添削をもらっている人(無料会員)もいる。その人たちの投稿に添削をもらうヒントがありそうなので、共通する特徴をピックアップ。
☆文章が長すぎない
ダラダラと書かれた投稿は添削がしんどい。
☆内容がおもしろい
日本の文化の事、日本語に関すること、がやっぱり気を引きやすいのかな。そうでなくても教科書の練習問題をツラツラ箇条書きしたような投稿はあんまり添削してあげようって気にならない。
☆自分も積極的に添削してあげている
「添削してください」と待ってるだけの人より、自分の投稿にも添削してくれる人の方が快く添削してあげたくなる。
☆アクティブな”フレンド”が多い
ユーザー同士フレンドになるとお互いの投稿が自分のトップページに表示されるから添削しやすい。添削を積極的にしてくれる人、添削の内容が丁寧な人ならよろこんでフレンドになってくれる。
つまるところ、give and takeの精神だわね!自分もどんな人に添削してあげたくなるのか、どんな投稿だと添削する気が萎えちゃうのか。それでも添削がもらえなくて困ってるなら有料会員になるか、英文添削のオンラインレッスンに切り替えちゃえ。
(2)信頼に足る添削かどうか怪しい
これは一般人の無料SNSだから多少仕方がない。私だって「正しい日本語」を完璧に、美しく使いこなせているかと言われると自信をもってハイとは言えない。
でもネイティブが実際に使っている言葉であるなら、それが自然な表現ならそれでイイジャンってのが私個人の意見。完璧な文法、間違いなく美しい言い回しを追求するんであれば、それこそこういうSNSじゃなくてオンラインレッスンで先生に添削を頼むべき。
ただし英語のレベルがあまりに低くて、伝えたい意味が汲み取ってもらえずに誤った憶測で添削される場合もあるので注意がいる。これは複数人の添削を比較したり、添削後の文章を辞書なりweb検索なりでチェックして見直せば大丈夫かな。見直しをすることで新しい語句も覚えやすくなるし。
それから母語を併記するオプションもあるから、日本語も一緒に書いておけばそれを参考にして直してくれる人もいる。
フレンドリクエストは手当たり次第送るんじゃなくて、アクティブなユーザーめがけて送ろう。最終ログインが何年も前だったり、投稿数が1~2回で添削数0のユーザーは添削してくれる可能性が低い。
それからアクティブなフレンドを増やすためには、自分もアクティブであること。
プロフィール欄をちゃんと書いておいたり、フレンドリクエストもコメントを添えて送ったり。特に英語ネイティブは1日に何通もリクエストが来るわけだから、無視されるか承認されるかの分かれ目がなんなのかってのを意識したい。
もっともっと効果的な学習を!Lang-8活用方法
文章の投稿以外にも、こんなおもしろい使い方があるよ。
Youtubeの動画を貼り付けてディクテーション
動画のURLを本文中に貼り付ければ、動画を埋め込むことができる。これを利用して短い動画のディクテーションだったり、聞き取れなかった部分の質問をするって使い方もできる。
音声を埋め込んで聞いてもらう
上級者ならスピーチ、初心者は朗読を録音して発音をチェックしてもらおう。私も録音付きで何度か投稿したんだけど、わざわざ録音して返してくれる人もいてすごく勉強になった。
音声の録音にはこういったオンラインサービスが便利。
言語交換パートナーを見つける
Skypeでスピーキングの練習したいと思っている人も多く、Skypeしませんかっていうコミュニティもある。直接「この人となら続きそう!」ってユーザーにメッセージを送って誘ったり、自分の投稿で呼び掛けてもいい。プロフィールページに言語交換相手募集と書いている人もいる。任意でプロフィールページにSkypeのIDを表示することもできる。
私はLang-8で初めての言語交換パートナーができた。
してもらって嬉しい添削を
添削の仕方は人それぞれだけど、「おお、ありがたい!」と感動するような添削をしてくれる人もいる。それがきっかけで私も時間があるときは少しでもわかりやすく添削できるように心がけた。こんなふうにまわりまわっていい添削の連鎖が続けばいいな、と思うのでそのグッとくる添削方法を紹介。
☆相手のレベルに合わせた添削
「わたし わ まいける です」のようなレベルの投稿に、ずらずらと日本語で解説をする日本人が、意外にも結構いる。いやいや彼はその説明絶対読めないでしょ、みたいな。
逆に上手に文章を書けている日本語学習者には、日本語でコメントや説明をつけてあげた方が勉強になっていい。
☆追記でより自然な表現を
文法的には正しいけど、ネイティブからすると変ちくりんな文章ってのが結構ある。そういうときは「こういう言い方の方が自然だよ」とコメントを添えて添削に追記する。赤の添削は訂正、青は提案、っていう色分けをしている人もいた。なるほど。
☆説明の難しいニュアンスの違いは例文を
意味は似ていても使い方が違う、そんな語句は一生懸命説明するより例文をひとつふたつ追記してあげた方が分かりやすい。長くなりそうならコメント欄にまとめてもいい。
☆最後のコメント欄には投稿の感想を書いてもらえると嬉しい
添削してくれるだけでありがたいんだけど、やっぱりコメントをもらえると嬉しい。コメントの文章も勉強になる。ただし初級学習者には英語or相手の言語で書いてあげた方がいい。
おわりに
書く、添削してもらった語句を見直す、それを応用してまた書く・・・このサイクルを継続すれば書くチカラはぐんぐんのびる。プラスして発音をチェックしてもらったり、Youtube動画の聞き取り練習をしたり。
わたしはlang-8を通して文章をまとめるチカラがついたと思うし、言語交換パートナーだけでなく、lang-8内で交流するいい友達もたくさんできた。
それに日本語の添削を通して面白い発見もたくさんあった。母語って、普段全く意識せずに使ってるけど、こんな仕組みでニュアンスの違いが生まれるのかぁ、と新鮮な発見。「は」と「が」の違いだったり「に」や「で」だったり・・・。
ちなみに、それを自分なりに調べてまとめてみたんだけど、興味ある人は読んでみてね(*'_'*)こんな使い分けもあるよ!ってのもコメントもらえたら嬉しいです。自分の経験則で書いてるから、間違ってるところも多いかも・・・>_<
TODAY IS A GIFT: Japanese Grammar Tips ~The Particles~