ことばのおもしろさ研究所

語学好きな母ちゃんが、子どもの言葉の成長と外国語学習の奥深さ、心に響いた本なんかを記録しているブログ。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

3000万語の格差

今週読んだオモシロイ本!! 3000万語の格差 : 赤ちゃんの脳をつくる、親と保育者の話しかけ 作者:ダナ・サスキンド 発売日: 2018/05/14 メディア: 単行本(ソフトカバー) 著者は小児人工内耳外科医で、翻訳者は保育界に通じている心理学・行動変容学の博士…

「耳の黄金期」・・・の勘違い?

「ぐうされる、ってどういう意味?」 と4歳の息子イチ君に聞かれてたじろいだ。「〇〇ってなに?」系の質問に答えるのは得意だったから、初黒星。 どこで聞いたのかと思ったら、これ。 www.historylink.org 英日吹込みのスピーチをCDで聞いてたんだけど、ど…

「賢い子」になる子育て

子育て・知育・脳に関する本を読むときは、データの新しさに気を付けよう。結構変化が目まぐるしいから、ひとつふたつ上の世代の「ヨキ事」が「有害」だと証明されてしまった例はいくつもある。 今週読んだ本は、ボリューミーな脳科学系の育児本。2020年1月…

人生を変えるほどのインパクトを持つ有意義な活動×全くもってナンセンスな存在=最強!!

最近見返してなかったノートより。 kotokotoba.hateblo.jp 10年続くノートの取り方マイルール グローバル教育からダイバーシティ(多様性)教育へ 学びの本質は「変わる」こと 幼児期の言語教育のカナメ あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫) 作者…

まるひ(秘めてないけど)プロジェクト

なんでもかんでも思いついたらやってみたくなっちゃう性格なので、最近はまたアレコレ思いついて楽しく遊んでます。 プロジェクトその1 ひとつは、英会話サークルのオンラインバージョンを充実させること。先週は手痛い失敗をして、参加者から愛のある苦言…

4歳の言葉の発達にハッとさせられる【言語習得のしくみ】

息子イチ君(4歳)言葉の発達を観察していると、「音」だけの世界から「言葉」の世界に変化していく過程がほんとうに面白い。 言葉を覚える仕組みが垣間見える瞬間 大人になると当たり前のように話せる母語(日本語)。いざ外国人に「犬は、と犬が、というと…