ことばのおもしろさ研究所

語学好きな母ちゃんが、子どもの言葉の成長と外国語学習の奥深さ、心に響いた本なんかを記録しているブログ。

アウトプットはムズカシイ

読書会、なるものに初めて参加してきました!

読んで思いついたことはたくさんあるけど、それを他の人の話に絡めて展開させたりその場で頭を整理して言語化するのって、ムズカシイな~!!!と刺激的な時間を過ごしました。私、喋るのちょーへた!(笑)

 

悩みどころと逃げどころ (小学館新書 ち 3-1)

悩みどころと逃げどころ (小学館新書 ち 3-1)

 

何もきっかけがなければ手に取らなさそうな本。

 

今回テーマに挙げられたのは「学校教育」に関する部分。色んな世代の色んな立場の人のハナシを聞くって、すごく勉強になるし、気付きがある。こんなアウトプット、ビジネスマンだけ楽しむなんてずるい!ワレワレ主婦層も参加できる会がもっとあってもいいよね!って思う。そのうち立ち上げるかも。

 

「結論」は出さなくていい。「意見交換」で終わらせない。

「変容(=学習)」のプロセスを当事者として味わう。

これは「哲学対話」だな~

 

こども哲学ハンドブック 自由に考え、自由に話す場のつくり方

こども哲学ハンドブック 自由に考え、自由に話す場のつくり方

 

 

去年からぼんやりとカフェでやりたいイベントのひとつで描いていたイメージ、すこーし身近になってきた。

 

さてテーマ本、学校教育の在り方に問題提起している内容なんだけど、

世の中の大事なことは正解がないこと。でも考えて自分なりの答えを出さなくちゃいけない。だから学校では「疑問を持つ力」にフォーカスすべき

みたいなことが書いてあって。正解のない問いに対して考える力、選択する力をつける方法として学校がやってることはどうなのか?ってハナシ。

 

kotokotoba.hateblo.jp

問いに向き合う力。大人でもムズカシイ。大人が難しいのは、子どものときやってこなかったから、先生がヨクナカッタから・・・って結論にしてしまうにも短絡だと思うんだけど。

 

ニンゲンが磨くべきスキルなんだから難しくて当然、ぐらいに私は思ってる。ニンゲン全体の発達段階があるとするなら、ここから先がこれから伸ばしていく分野。

 

kotokotoba.hateblo.jp

 

あと、学校にこだわりすぎかなー。って。

学校教育が重要なのはモチロンだけど、ウェイトを置きすぎ?学校の中に社会で学ぶべきことの全てを詰め込もうとするから無理が出るんじゃないかなー。別にそこに社会の縮図をワザワザ作らなくてもいいじゃん、って私は思う。

 

生の現実社会を学びたいなら実際に社会で生活する大人と触れる時間を設けるのが手っ取り早い。放課後、週末、学外の時間まで学業の時間のために費やしてる前提を問題にした方がいいんじゃないのかな。

学校教育の評価の仕方を批判しながらも、学校生活ありきで学校に評価を求めていることに矛盾を感じる。

 

音楽なりスポーツなりいろんなコミュニティや競争がそこらにあって、学校はあくまで選択肢(評価基準)のひとつ。そこで活躍できる人に皮肉を言う必要なんてなくて、それはその人が得意なフィールドだった、それだけのことじゃん。って。

 

 ん、でも教育はやっぱり方向転換が必要な時期に来てるんだろうけど!!

遊びが学びに欠かせないわけ―自立した学び手を育てる

遊びが学びに欠かせないわけ―自立した学び手を育てる

 

 

で、理想を熱く語る連中には「実際に自分はどんな行動してるの?」って問いがダイジよね(^_^;)私も理想や希望ばっかり先行してアタマデッカチになるんだけど。。。

 

規模が小さいなりにも、世代を超えた繋がりのきっかけづくりとか、小さな仕組みづくり!ボランティアだけど、無理しない範囲で続けていきたいなー。

 

 

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台湾語Songに胸アツ

ポッドキャスト配信がきっかけでSpotifyのアプリも持ってるんだけど、ふと台湾語聞きたいなー・・・と思って探してみると、あったあった!!

 

台語songsは歌謡曲ぽいのが多いんだけど、若い(?)曲調もあるんだよ!ポップとかラップとかね、ジャンルはよくわかんないけど。プレイリストで聞いてて気に入ったのがコレ!!!


台語新浪潮2『公堂亂 』【官方MV / Official Video】

台湾語は台湾のローカル言語。表記方法はまだ統一されてないのが学習者にとってチト面倒なところ。歌の歌詞とかは当て字が多いのかな?中国語なら漢字で意味がなんとなくとれるけど、台湾語の当て字になると「ん???」ってのが多い。

 

台語新浪潮2『公堂亂 』 : ohtaigi

歌詞を調べて見たら、こんなおもしろいサイト見つけてしまった。

やばい、台湾語またハマるかも。

 

でもね、今月ひとりで自由に使える時間が19日の8:30~14:30しか残っていない!!!あとは仕事の合間の隙間時間か、息子が寝た後に自分の体力が残っているかどうか、にかかっている。。。

 

あ~。言語交換が懐かしい。台湾の友達が懐かしい。。。

過去を懐かしんでも、しょーがないよなー。

 

 

語学のハナシじゃないけど、昨日は自分のスーパー苦手分野について学ぶ機会があり。自分の低レベルさ(わかっちゃいるけど)を突き付けられると、やっぱへこむよね~。語学だって占星術だって、好きではあるけどやっぱりスキル面で見ちゃうと「上には上がいる」ことにひるんでしまう。勝手に恥ずかしくなっちゃって、黙っちゃう。

 

あ~コンフォートゾーンにぬくぬく収まっていたい。ニンゲンだもの。

kotokotoba.hateblo.jp

 好きなことならなおさら、「きつい」ゾーンに敢えて行くハードルは高い。

 

さて!今日は幼稚園PTAに行かねば!時間だ!

 

人間の器の大きさ、それに尽きる

人と人とのやり取りの中で「ギブアンドテイク」という言葉があるよう、Giver(与える側の人)とTaker(もらう側の人)という立場があります。なんとなく、Giverは損でTakerは得してる、みたいなイメージないですか?

 

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

 

ビジネス書籍になるのかな?長期的な目で見ると、成功者に多いのはGiverだった!というハナシ。 ここで出てくるGiverは「人に惜しみなく与える人」で、Takerは「真っ先に自分の利益を優先する人」、それからMatcher「損得のバランスを考える人」というタイプも出てきます。

 

ただし!!!

Giverのなかでも「自己犠牲のGiver」はTakerに搾取されてしまうだけ。これは自分にとって良くないだけじゃなくても、相手にとっても、相手と自分を含めた全体にとってもヨクナイこと。

 

自己犠牲や我慢を美徳とする文化に長らく親しんできた我々日本人としては、この感覚を抜け出せない限り、ギブアンドテイクから一歩先に成長した社会、ギブアンドギブが生む豊かな世界にはたどり着けないんだろうな。。。

 

未熟なGiverに甘んじるなかれ

じゃあGiverが提供するのはなんなのか?

私がちょっとガマンすれば丸く収まるんだから・・・と変な「イイことしてる感」を味わってしまう(そのくせ相手を見下して不満を隠したり)、あるあるじゃないですか?子育て中のお母さん、この感覚持つ人多いんじゃないかなー。

 

私は結婚したときから、この未熟で幼稚なGiverが抱く「イイ奥さん」像をそれなりに頑張って演じてきました。が、子どもが出来てボロが出てきた(笑)

 

私、こんなに器小さいニンゲンだったか、って(笑)

 

成熟したGiverは、身を削る施しはしないんです。

かといってMatcherのように損得を計算したうえで行動するわけじゃない。じゃあどういうことかっていうと、自分を含めた全体の関係性にとって「ヨシ」と思えるからGiveするんです。

 

それは目の前の関係性という物理的な距離感、もっと先の未来をイメージする時間的な距離感をズームアウトして見れる視点ですよね。ズームアウトした視野に切り替える=次元を上昇する。

 

ひとつ先の次元に上昇するには?

これ、この本の中で「仁=human2.0」と表現されていた人物像に重なります。

すごい論語

すごい論語

  • 作者:安田登
  • 出版社/メーカー: ミシマ社
  • 発売日: 2019/05/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

仁=human2.0個人の一生レベルではなく、人類史レベルでの行動ができる人間。人類史レベルまで上昇できなくても・・・自分だけの視点じゃなく、せめて自分のコミュニティ全体を俯瞰できるレベルの視点なら、今の時代の人間なら持てる!!と思うのですが、楽観的でしょうか。

 

私だったら、自分が一方的に持つ思いだけじゃなく、息子と自分、がんばってひろげて家族3人全体の思いを総合して捉えるレベルまで・・・上昇したい。

 

これって、人間の器(許容量)のハナシですよね。私は今の段階じゃ器が小さすぎて、理屈じゃわかっていても、なかなか上昇した次元で物事を捉えるのが難しい。というか、自分の器以上のことはできないから、まだ全然できていないです。

 

じゃあ器をひろげるにはどうしたらいいのか。

自分の次元を上昇させる方法は?何がきっかけでズームアウトの視野が持てるようになるのか。ピント調整機能を身につけることが出来るのか。

 

実際に次元が高い人のグループに身を置く

朱に交われば赤くなる。人間性を変えたいのなら、環境の影響力を活かさない手はない。というか、環境を変えなければ人間は物理的にも精神的にも元の状況に戻る性質(=恒常性、ホメオタシス)を持つのですぐにリバウンドしちゃいます。

 

成熟したGiverのおそばで、彼らの言動を観察しつつ自分も彼らの一員として振舞うのがいちばん手っ取り早く、安全で、ストレスの少ない(むしろ楽しい)方法かな。

 

この変身テクニックはビジネス、自己啓発、心理学でもよく取り入れられている概念コンフォートゾーンというものを取り入れてます。

 

無意識の安全地帯コンフォートゾーン

コンフォートゾーンってのは、「当たり前」とか「前提」とか「普段のスタイル」「日常のパターン」のことです。そこからはみ出ることは、本能的にイヤなのです。離れれば離れるほど、ストレス・緊張・不安・プレッシャーになる。だから戻ろうとする。

 

ただし、コンフォートゾーンを抜けた先に「気付き」があり、コンフォートゾーンの範囲が広がったり位置がずれたりするきっかけがあります。その変容のプロセスを「学習」といいます。学びとは、変化する過程そのものです。

 

 コンフォートゾーンと学習の関係については過去記事でも書きました。

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変化の過程=学び が連なって「成長」できる。

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なので、なりたいイメージがあるのなら、コンフォートゾーンをそっち側の人間が持つ範囲に設定しなおす工夫が必要です。

 

私はひとりで黙々と鍛錬したい派(?)なので人付き合いは下手なんですが、人間関係はダイジです。どんな人と付き合うか=自分をどんな人間に設定しているか、なので付き合う人の影響は低く見積もらないように、注意です。

 

Be the change that you wish to see  the world

ガンジーの名言。望む世界への変化に、あなたがなりなさい。

 

そのWorldのイメージを描くワークとして、「脳内見える化ひとり会議」おすすめです。これ自体が楽しいです。(あれしたいこれしたいって考えてる間がいちばん楽しい・・・)

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もうちっと遊び心がある人は、これもオススメ。私の趣味だけど。

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仁=human2.0 かーちゃんを目指す

環境に身を置く以外に、具体的にできるアクションを考えてみました。

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こういったツールを使って・・・

大きな目標は「仁(human2.0)かーちゃんになる」なんだけど、具体的に言うと「長い目で見て親子の+になる関わり方が出来る母親になる」かな。補足するなら「子どもの一挙一動に振り回されずに一貫した態度と行動を取れる」!!

 

困りごと、自分のふるまいに関して直したい部分をピックアップ。

・子どもがイライラすると自分も一緒になってイラついてしまう

・子どもの嫌がることを言って脅したり、怒ったりして誘導してしまう

・一緒に遊んでても楽しめない、すぐ他のことに気が散る(私が)

・教育的効果のある遊びをさせたくなる

 「うっわ!イヤなかーちゃんやな~」と書いてて我ながら思います。息子、すまん。まずはそれをどうこうするか、解決策をいきなり考えるんじゃなくて理想の姿から言語化していきます

 

・子どもがイライラすると自分も一緒になってイラついてしまう

 ⇒ いちいち気にしない

・子どもの嫌がることを言って脅したり、怒ったりして誘導してしまう

 ⇒ お互いに嫌な気持ちにならない方法で行動を促す

・一緒に遊んでても楽しめない、すぐ他のことに気が散る(私が)

 ⇒ 子どもと遊ぶのめっちゃ楽しい!一緒に夢中になっちゃった!

・教育的効果のある遊びをさせたくなる

 ⇒ わざわざ促さなくても大丈夫、と思える自信と安定感

 

それからこれができたらこれができるよな、って順番に並び替えて

わざわざ促さなくても大丈夫、と思える自信と安定感

       ↑

お互いに嫌な気持ちにならない方法で行動を促す

       ↑

子どもの感情にいちいち振り回されない

       ↑

子どもと一緒に遊ぶのめっちゃ楽しい!夢中になっちゃった!

 それから、その姿に繋がる行動、解決策を考えていきます。下から順番にね。

 

子どもと楽しく遊ぶために

子どもと遊ぶことじたいは好きな方だとは思うんですが。同じセリフを何十回も言わされたり同じ動作を繰り返し求められて何の変化もないことに私が先に飽きちゃって。。。幼児って異常にシツコイですよね?息子はその「執着」レベルがちょっと高いのもあって(^_^;)

ただ、ガラッと遊びを変えることは嫌がってもちょこーっと変化を加えることは許されるようなので。飽きてきたらちょっと変化を加えさせてもらいながら・・・(笑)「リアクションを観察しよう」って思えば私も楽しめるかも。

私の性格的にも、「これは実験だ」とか「観察だ」「あとでレポート(ブログ)にまとめよう」と思うと一気に熱中できそうです。ネタ作りを目的とすると今度はオイシイ結果を求めてしまってストレスになりそうなので、気を付けます。

 

子どもの感情にいちいち振り回されない

私もムカー!!ってなるのは、だいたい「ほかに考え事がある」とか「体調がよくない」時でした。体調って、風邪とかそんな分かりやすい不調じゃなく、お腹すいてるときとか眠いときとか。・・・幼児さんと変わらんな(笑)

なので、マメに栄養をとる。睡眠は削らない。あと、体力づくりを検討せねばだ。これはずっと保留にしてたんだけど・・・運動かぁ・・・うん、運動ねぇ・・・(=∀=;)

考え事、仕事が気になるってことに関しては、これは区切りをつけちゃおう。メールの返信とかLINEのお返事とか、緊急じゃないし、優先順位を変える。仕事とかブログネタとか思いついたときはすぐメモできるようにリビングのメモもあるわけだし。書き捨てておく。

あと、息抜き。これはたぶん十分できてる。(笑) 息抜きの時間に運動も組み込んでいけるのが理想。運動・・・あぁ、腹回りのミートテックが重い・・・・

 

お互いに嫌な気持ちにならないよう行動を促す

こういうテクニック的なものは情報は盛りだくさんある。

まずは状況の分析、把握。いったい息子との関わりで何に困ってるのか、具体例を挙げられない(それなのに困った困ったって気分でいる)から。

それからテクニック的なものをトライ&エラー。こういうのは、一度うまくいかなくてもその次にヒットしたりするもんだから、とにかく実践してみないと。

 

困った状況になった時、「お、これは貴重なデータだ」と思って向き合えるとそれだけでも気持ちに余裕ができそうだ。

息子の行為⇦それを見て困る自分⇦その状況を捉えようとする目

これは次元上昇の訓練にもなる。

 

わざわざ促さなくても大丈夫、と思える自信と安心感

結果が見えないと不安になったりあれこれ「与え」ようとしちゃうんだよなー。ここはマインドセットの問題かな。意識改革。

あと、期待値(~あるべきの基準)を下げる。余裕を持つ。時間の余裕、空間の余裕、思考の余裕。断捨離ですな。

 

 

今日の一歩

てなわけで、今から近所の図書館まで徒歩20分、もくもくと歩きます。できるだけ考え事をしないように、もくもくと。思考の断捨離ですな。運動と。そんでもって図書館に予約していた本を借りて、家でオイシイお茶でも飲みながら読む、と。良質な息抜き。

あとは、お迎えの時間に備えて先に夕食を決めて下ごしらえしておく。そろそろ夕飯作らなきゃ~でもまとわりついてくる~の対策。あと、昼ごはんもちゃんと食べる。食べるのめんどくさいからコーヒーだけ、とかにするから夕飯前にお腹すいてイライラしちゃうのよね(笑)

 

ではでは!行ってまいります!